夏は山歩き、秋から春は古墳中心の遺跡巡り。主に筑後地区ですが、いつかは、全国へ・・・

またしても崩壊に遭遇  富尾原3号墓

玉名市富尾原

富尾原3号墓

以前、下調べをしないまま訪問し、富尾原横穴墓群の目玉である3号墓を見逃していました。
今回は予備知識を元に、再訪問。

ところが、羨道上部の崩落により無残にも、崩壊、大部分が埋まっていました。
原3号墓 (3)

肝心の装飾は

一番見たかった左壁の人物。
人物部分を巨石の角が直撃 (右の画像の右の石が落下した石で角あたりに人物が) 。少しでもずれていれば・・・
左手らしき3本の線 (左の写真の中央部あたり) が、かろうじて残っているだけでした。
原3号墓 原3号墓 (6)


右壁も下部は埋まり、上部はコケがいっぱい。縦の線刻が確認できるだけでした。
原3号墓 (5)

奥屍床の左前面は難を逃れ、盾か靫のような縦長の長方形の線刻が残っています。
しかし、人物を直撃した石との空間がわずかで撮影が困難です。
原3号墓 (2)

奥壁も下部は埋まり、上部はコケ。
円文を中心に線刻があるはずですが、確認できません。

横畠10号、石貫ナギノと、この原といい、横穴墓の崩壊が多数あるようです。
さらに亀裂が入っているものも多数。いまの内に画像に残すくらいしかできません。

ただ、富尾原の16号は逆に土砂くずれで発見されたそうです。
残念なことに土嚢でふさがれていました。
ちょっとのすきまからカメラだけを入れ撮影。
原3号

装飾はないようですが、屍床の仕切りも立派なものが残っているようです。
コメント
絶句
・・・・・・図面を確認しましたが、間違いなく崩壊しているようですね。
昔からひび割れとかがひどかったのですが、こうして見ると衝撃ですね。 仕方ありません。 横畠十号は三十年前から崩壊していた見たいですが、ここは最近の崩壊になるのですかね? 後で回想してみたいと思います。
2011/11/15(火) 23:42 | URL | 蕨手 #-[ 編集]
残念でした
断面の苔の状態から、つい最近のことでもないようです。
ひょうきんな髭おじさんに会えなかったのは残念でした。
2011/11/16(水) 05:38 | URL | 筑後国造 #-[ 編集]
間違いありませんでした
 本日夕にスカイ氏と一緒に現地を訪問してその予想以上大惨状を確認しました。間違いなく崩壊したのが三号です。それにしても完膚なきまでに崩壊したもので、しばらく声も出ませんでした。残念です。
 そしたら偶然地権者の方が来られて、大崩壊したのはほんの二年前だとおっしゃってました。おそらく九月の例の豪雨の時でしょう。もう少し早くここに来ないといけなかったなあ。
 その後も頻繁に崩壊が徐々に続いているそうで、とても怖い思いをしておられるようです。うーんなんと言って良いのかわかりませんでした。
2011/11/27(日) 22:55 | URL | 蕨手 #-[ 編集]
No title
横穴墓の崩壊は、一瞬で装飾を消滅させてしまうのですから、恐ろしいものです。褪色で見えた、見えないは、まだましな方でしょうね。
それでも、今の内に少しでも、記憶と記録に残せたらと思い、探索に行きたいと思っています。
菊池川流域で、装飾の可能性がある所をいくつか予定しているものの、資料不足、時間不足でなかなか実行できないのが悩みの種。
収穫があったらお知らせします。
2011/11/28(月) 05:56 | URL | 筑後国造 #-[ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

筑後国造

Author:筑後国造
遺跡、特に古墳、山登り、地図そして高いところが大好き。郷土の先人、筑紫国造磐井様より一部名前を拝借しております。

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新記事
検索フォーム
最新コメント
カテゴリ
FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
タグリスト

月別アーカイブ
最新トラックバック
RSSリンクの表示