夏は山歩き、秋から春は古墳中心の遺跡巡り。主に筑後地区ですが、いつかは、全国へ・・・

軒先の望谷古墳

大牟田市大字甘木字望谷

望谷古墳

甘木山の南山麓の民家の軒先にあります。
右側の写真の木の後ろ、軒下の石材が鏡石です。
望谷古墳 (5) 望谷古墳 (9)


奥行5mほどの、南に開口した複式の横穴式石室ですが、墳丘はなく、石室も一部の石材が残っているだけです。

1年程前に訪問しているのですが、最近写真を見直し、違和感が・・・


解決すべく、今回再訪問。

前室入口と、袖石を横から    前室は木々に覆われています。
望谷古墳 (4) 望谷古墳 (13)

奥室(鏡石の背後から、東側より)
望谷古墳 (2) 望谷古墳 (14)


中央の石の存在が違和感の原因でした。

望谷古墳 (11) 望谷古墳 (6)

現地で確認してみると、石室の西側部分が失われていました。

調査後、奥室の入口の左側の袖石を、1mほど北東へ移動し、石室内で庭石として再利用されていました。
本来は右側の袖石(写真では左)と同じ高さだったのですが、移動の際、裏表が逆になり、地上の露出部分が多くなっていました。


鏡石の裏側部分や、袖石の地中に埋もれた部分等、普段目にすることができない所を観察できます。

40年ほど前、竹薮の小山が邪魔だったため、削っていると、古墳の石室が出てきたとのことでした。その際、天井石や側壁らしき石材もあったそうです。
盗掘されていたため、出土品としては、耳環や轡、須恵器などわずかだったようです。
崩壊しないよう、石垣で補強されたりして、今なお、大切に保存されていることには頭が下がります。

仕事の途中でしたが、直帰だったため、黙っときます。
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筑後国造

Author:筑後国造
遺跡、特に古墳、山登り、地図そして高いところが大好き。郷土の先人、筑紫国造磐井様より一部名前を拝借しております。

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