夏は山歩き、秋から春は古墳中心の遺跡巡り。主に筑後地区ですが、いつかは、全国へ・・・

飛岳の謎  飛形山より磐井の郷を

八女市立花町白木

飛形山(449.9M)

(平成22年2月1日より八女市と合併したため、八女郡立花町として最後の碑)
飛形山 (1)

山頂から望む明星山、飛岳
展望台にある写真の説明では、高良山となっていますが、実際は明星山と飛岳であり、高良山は隠れています。
飛形山 (5)

飛岳     丸い形の山
飛形山 (2)

明星山    展望を良くするため、樹木が伐採されているのが分かります。
飛形山 (4)

高良山の麓にある磐井城は、飛岳を経由しないと飛形山からは望めないのです。

2つの磐井城
高樹神社より水明荘内の磐井城を    
磐井城

高良山の登山道を挟んだ御井寺裏の岩井城
磐井城 (2)

この岩井城は、九州縦貫道建設の際発掘調査されていますが、遺構は確認できず、少し上の御井寺裏の地蔵群付近とみられています。
また、地元ではすぐそばにあった鏡山神社周辺に磐井の館があったと伝えられていたようですが、高速道路の下となり、確認できません。
磐井城 (3)
 (九州縦貫自動車道関係埋蔵文化財調査報告より)

古代の藤山道が岩戸山古墳の西から、八女県、飛岳麓の甲塚古墳そばを通り、浦山古墳方向へ抜けています。磐井もこの道を利用して、飛岳、磐井城を往来したのではないでしょうか。
藤山道
(久留米市史より)


飛形山から、磐井を祀る六所宮の遙拝所を
飛形山 (7)

遙拝所の六所宮古墳が望めます。
飛形山 (4)

六所宮古墳群2号墳
六所宮古墳

岩戸山古墳  飛形山から望む筑紫国造磐井の墓 
飛形山 (6)

岩戸山古墳

童男山古墳12号墳(中央)も見えました。
飛形山 (3)

童男山古墳

『日本書紀』、『古事記』では、磐井は物部麁鹿火に御井郡で討ち死にした、となっています。
しかし、『筑後国風土記』では磐井は豊前へ逃亡したとあります。

磐井が、八女から耳納連山のかんかけ峠、田主丸経由で朝倉、豊前へと脱出したのでは・・・
その根拠を、山中に残る三階松等の軌跡、伝説からたどってみたいと思っています。
まだ、部分的な点となる資料収集の段階ですが、いつか、線として繋がれば・・・

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筑後国造

Author:筑後国造
遺跡、特に古墳、山登り、地図そして高いところが大好き。郷土の先人、筑紫国造磐井様より一部名前を拝借しております。

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