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夏は山歩き、秋から春は古墳中心の遺跡巡り。主に筑後地区ですが、いつかは、全国へ・・・

四十八塚古墳群4号石棺

四十八塚古墳群4号石棺

以前は中郡古墳の装飾石棺とされていました。
切妻形の家形石棺です。
熊本博物館の改装により、北側壁、東側壁、西側壁が同時に展示されています。
中郡古墳 (3)

中郡古墳 (7)


東側壁
中郡古墳 (1)

4個の円文があり、彫り窪め、内部が白く塗られています。
中郡古墳 (4)


西側壁
中郡古墳 (2)

2個の円文があります。
中郡古墳 (8)


北側壁
左側部分 2個の円文が見えますが、下の円文が割れています。
中郡古墳 (6)


中央から右側部分
4個の円文が見えます。
中郡古墳 (5)

中央上の円文は割れていますが、唯一同心円文です。
中郡古墳 (5) - コピー


石棺内は赤く塗られています。
中郡古墳 (10)

所々に赤い色が顕著に残っています。
中郡古墳 (9)

南側壁にも6個の円文があるとのことですが、見たいものです。

井寺古墳  熊本地震前

上益城郡嘉島町井寺

井寺古墳

熊本地震により、墳丘の亀裂だけでなく、石室内部にも大きな被害が生じています。
羨道天井石の落下、石室内の亀裂、側壁の石材落下と深刻な被害状況が明らかになっています。

地震後はまだ未訪の為、最近の様子は分かりませんが、写真の撮り直しの計画を断念せざるを得なくなったのが、残念でなりません。

直径約28m、高さ6mの円墳
井寺古墳 (10)

井寺古墳 (2)

井寺古墳 (11)

羨道は板石で囲まれています。
井寺古墳 (12)

阿蘇ピンク石の切石を煉瓦状に整え、持ち送り、積み上げた美しい石室。
井寺古墳 (15)

6枚の石障が石室内を囲んでいます。
井寺古墳 (16)

石障には、線刻で直弧文、鍵手文、円文が描かれています。赤、青、白、緑の4色が塗り分けされていたようですが、現在はわずかに赤と白が一部分に確認できる程度に退色しています。
井寺古墳 (1)

井寺古墳 (3)

井寺古墳 (4)

井寺古墳 (5)

井寺古墳 (8)

井寺古墳 (9)

側壁には、刀掛突起や鍵型の加工。
井寺古墳 (13)

石室入口のそばにある石材にも鍵手文のような線刻がありました。
井寺古墳 (14)

羨道の両側壁、玄門の袖石や石梁、石障の上面U字型抉りこんだ面等の装飾があまり撮れていなかったのが残念です。
この素晴らしい石室、装飾を目の当たりにできないことが悔しくてたまりません・・・

今城大塚古墳  熊本地震前

上益城郡御船町滝川

今城大塚古墳

全長39mの前方後円墳ですが、熊本地震で墳丘に亀裂が生じ、崩落土により石室入口がふさがれ、石室内部の様子は分かりません。
今城大塚古墳 (10)

現在はビニールシートに覆われています。
今城大塚古墳 (9)

石室入口をふさぐ崩落土 
今城大塚古墳 (8)
『平成28年熊本地震による被災古墳の現状と課題』より

以下は平成23年に撮影したものですが、いつか撮り直してから紹介しようと思っていましたので、それが叶わなくなったのが残念です。
今城大塚古墳 (1)

後円部に横穴式石室が開口していました。
今城大塚古墳 (2)

奥壁には石棚があります。
今城大塚古墳 (7)

苔で見にくくなっていますが、奥壁の全面に円文、盾他の装飾があります。
今城大塚古墳 (4)

しかし、ほとんど判別できない状態で、わずかに右下に赤色顔料が確認できます。
今城大塚古墳 (6)

今城大塚古墳 (5)

熊本県装飾古墳総合調査報告書より
IMG_0105.jpg

石棚の前端の少し下の両側壁に円形の刳り込みがあり、中央部に突起が出ていることから、棒を渡していたのではないかとされています。
今城大塚古墳 (11)

羨道脇に、溝状の切込みがある石函があります。
今城大塚古墳 (3)

これは、無事でした。
今城大塚古墳 (12)

東禅寺古墳群2号墳   片志和横穴墓群


1号墳の南南東200mほど

東禅寺古墳群2号墳

石室が露出しています。
東禅寺古墳群2号墳 (1)

玄門のまぐさ石と袖石がわずかに覗いています。
東禅寺古墳群2号墳 (2)

玄室の天井石は失われ、柿の木が・・・
東禅寺古墳群2号墳 (3)

石室内は、草の繁茂と資材置き場に・・・
東禅寺古墳群2号墳 (4)

羨道の右側壁の露出していた2石の内、上の石材が中央にずり落ちています。熊本地震によるものと思われますが、その跡が生々しく残っていました。
東禅寺古墳群2号墳 (5)

また、石室が物置と化しているのも残念。

近くのこちらの横穴墓群も中をお見せできないほどゴミいっぱいで、飾り縁が泣いていた・・・

上益城郡御船町木倉

片志和横穴墓群A群

片志和横穴墓群

東禅寺古墳群1号墳

熊本県上益城郡御船町辺田見

東禅寺古墳群1号墳

道路沿いに石室が覗いています。
東禅寺古墳群1号墳 (4)

羨道の天井は消失しています。
東禅寺古墳群1号墳 (3)

刳り貫き玄門の狭い入口
東禅寺古墳群1号墳 (10)

厚い石材を刳り貫いているのがわかります。  
東禅寺古墳群1号墳 (8)

狭い玄室 
東禅寺古墳群1号墳 (9)

奥壁  側壁の一部がはみ出しています。
東禅寺古墳群1号墳 (6)

左側壁
東禅寺古墳群1号墳 (2)

右側壁
東禅寺古墳群1号墳 (1)

刳り貫き玄門を玄室内から   東禅寺古墳群1号墳 (5)

床には石棺の蓋が置かれています。わずかに縄掛け突起の痕跡がわかります。
東禅寺古墳群1号墳 (7)

石室内に石材が多数転がっていましたが、熊本地震の影響でしょうか?




プロフィール

筑後国造

Author:筑後国造
遺跡、特に古墳、山登り、地図そして高いところが大好き。郷土の先人、筑紫国造磐井様より一部名前を拝借しております。

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